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日本におけるサイズ計測、体型調査と 既成服用ボディ開発の歴史 
安達市三先生 寄稿
コルクルーム主宰<東京ファッション専門学校理事、学校法人桑沢デザイン研究所客員教授 他>

1964 (昭和39年)

 三菱サイズ発表(レディスサイズ18歳〜30歳まで20000人のサイズ調査結果)
 
開発 三菱レイヨン株式会社 商品開発部 

1965(昭和40年)

「アミーカ」発表・婦人サイズ18歳〜30歳までのサイズと体型カバー
開発 三菱レイヨン株式会社 商品開発部  ・ 製造 株式会社キイヤ

1967(昭和42年)

「フェアレディ」発表
開発帝人株式会社 製造 七彩

1968(昭和43年)

ニューアミーカ」発表 ← アミーカの改良型
開発 三菱レイヨン株式会社 商品開発部  ・ 製造 株式会社キイヤ

1968(昭和43年)

「ドレスフォーム」発表
開発 東レ株式会社・製造 株式会社大洋工芸

注※「ドレスフォーム」は、この後、株式会社アミコファッションズを創設された故鯨岡阿美子女史と、現代表取締役大野順之助先生によって、大野式立体裁断のセミナーの理論と実技を支える重要な工業用ボディとしてバージョンアップ、ラインナップの充実が行われて、業界の人材の育成に多大の貢献を成し遂げています。

1971(昭和46年)

「ドルカス」発表
開発 旭化成株式会社 

1972(昭和47年)

12月7日 改正「JIS」寸法が工業技術院から官報公布、全国的に実施した始めての日本人の体型調査。
       ❀ 工業技術院、消費者団体、学識経験者、全日本婦人子供服工業組合、化繊協会、百貨店
          協会などが協議、研究、検討を重ねて実施

1973(昭和50年)

メンズテクニカルフォーム「ブレタス」発表
東洋紡株式会社と三菱レーヨン株式会社 製造 株式会社 キイヤ

1973(昭和50年)

「テイジンフェアレディ‘73」<スラックス>発表
帝人株式会社 開発 ・ 株式会社七彩工芸 製造

1974(昭和49年)

ヌードダミー「リリカ」発表
旭化成、鐘紡、東洋紡、日本シルエッターの共同開発

1981(昭和56年)

「ドルカス・ミセスダミー」発表 ドレス用、スーツ用、コート用のラインナップ
旭化成株式会社 開発
         ❀「ファッションビジネスの世界」出版 (翻訳・尾原蓉子)

1981(昭和56年)

「キプリス」発表・既製服用JIS規格に対応
 三菱レイヨン株式会社 開発・株式会社 キイヤ 製造

1985(昭和60年)

日本工業規格 JIS 成人女子サイズ発表

1987(昭和62年)

「フェアレディ」改訂版 発表 JISサイズ対応
帝人株式会社 開発 ・ 株式会社 七彩 製造

1992(平成4年)-1994(平成6年)

社団法人 人間生活工学研究センターによる全国3万4千人、178項目の人体寸法計測キャラバンが行われた

1993 (平成5年)

「文化工業用ボディ」・JIS9号サイズをカバー
文化服装学院 開発 ・ 株式会社 キイヤ 製造

1995(平成7年)

ニューキプリス発表
三菱レイヨン株式会社商品企画室・ 株式会社 キイヤ

1997(平成9年)

JIS成人女性サイズ改訂

2001(平成13年)

学校教育用工業用ボディ「エデュ」 発表(株)キイヤ
ファッションエデュケーション専用の素材とフォルム

初心者の学生に負担なくピンワークが可能なスチロール製の本体
フォルムは使う学生と等身大の22歳の体型をシンプルなフォルムに整理しました。
ヌードフォームとドレスフォームの二つのボディで理論と作業性を確実に習得することを目指した。

2008(平成20年)

株式会社キイヤ 既成服製作用ヌードフォーム「モデリア」発表
日本女性の世代別の体型の特徴を表した5型のヌードフォーム

2008(平成20年)

株式会社キイヤ 紳士用既成服製作用ヌードフォーム「モデリア・オム」発表
日本男性のヤングとアダルトの体型の特徴を表した2型のヌードフォーム

日本で初めての工業用ボディ「アミーカ」が三菱レーヨン株式会社の商品開発部によって発表されたのは1964年ちょうど東京オリンピックが行われた年で当時、人が身に纏う衣服は注文服と既成服という大きく分けて二つの方法で供給されていました。
 
注文服というのは、依頼者が生地を購入して裁縫士に採寸、裁断、縫製を頼んで身体に合った服を作ってもらう方法です。高度成長時代の幕開けと同時に、衣服の需要は増加していても注文服のシステムでは人々の要望に応えることができず、しかし、既成服は注文服より形や縫製、素材も劣る存在で人々を満足させられないクオリティの低さを解消できずにいました。
 
繊維会社、業界の人たちは、アメリカや欧米の合理的な既成服産業の在り方を研究し、目標をアパレル(衣服)産業の基盤となるシステムを確立すること:1、日本の女性たちひいては日本人の衣服全体の品質を向上して満足度を高めて購買に結び付ける:2ということに定めました。
2の品質と満足度を向上させるために行われたのが体型調査とサイズ計測。多大な御苦労と膨大な時間を費やしてえられた成果は、強固な土台として現代の日本の既成服のクオリティの高さを支えています。
 
得られた、日本人のサイズと体型の情報を既成服の生産に活かすために、繊維会社はそれぞれに工業用(産業用)ボディの開発を推進しました。ぼでぃ屋はいろいろな考え方のボディの開発に出会い、形を作り、大企業から、小さな工場、ひいては海外までボディを送りだしています。
今、直面していること、若者の人口が少なくなり、雇用が不安をもたらしている昨今、この国の既成服の産業がどこに活路を見出すのかということはボディメーカーにとってもは大きな問題です。自立していくための模索を歴史、経験から学びながら若手のパワーで乗り切っていかなければなりません。。
 
上記の年代ごとの資料は、コルクルーム主宰<東京ファッション専門学校理事、学校法人桑沢デザイン研究所客員教授>の安達市三先生からの寄稿にキイヤの新開発の工業用ボディ「モデリアシリーズ」を加筆させていただいたものです。アパレル産業からファッション産業へ産業を大きく育てるために多くの人々が奔走し、努力を重ねて経験や技術を未来へ贈りました。ぼでぃ屋の末席ながら一つの産業の成長に縁の下の力持ちとして
 役立ったという自負があります。次第に事実を証言してくださる方も少なくなってきました。
このコラムをご覧になってお気づきのこと、新たな情報、訂正などございましたら、キイヤまで何なりとご連絡ください。真摯に受け止めて更新していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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