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2月7日(土)。冬晴れの寒い日。
43名のお客様にお集まりいただき、ワークショップ基本の「キ」 その8を開催しました。
前回、前々回に引き続き、「パンツボディの選び方使い方〜その3〜ワイドパンツのドレーピングを行いました。

お客様の中には、3回連続で御参加されているお客様や、お客様同士で顔見知りになった方達もいらして、
この会の雰囲気も回を重ねるごとに和やかになってきました。

スタッフと親しくお話をしてくださるユーザーさんもいらっしゃって、ユーザーさんの輪も少しずつ広がっている様で
嬉しい限りです。

本日の先生の一言目は、

『 男性が多いですねぇ・・・ 』


今回は、男性のお客様の参加希望が多くありました。


「今日は、何をもとめてきましたか・・・?」と見渡され、

男性のみなさん、ニコニコしていらっしゃいます。

まずは恒例になってきた、お客様のボディ調査です。

パンツボディを持っている方、8名ほど。

モデリアシリーズのパンツをお使いの方は1名。

それ以外が、キプリスのパンツのユーザー様です。


パンツはやはり製図で作るところが多い様ですね。しかし、この43名のお客様たちの目的は、綺麗でかっこいい
パンツを作る事、その為の秘策は、ボディなのか・・・・

先生のお話のはじまりは、ボディの選び方からです。
モデリアパンツとキプリスパンツ、大きな違いの一つ目は、厚みです。

ボディ屋さんでは、年齢別でのアプローチをされていますが、私は年齢にこだわらず、自分の求めるスタイリングに
適しているボディを選べば良いと考えています。
厚みと、寸法を比較して、ボディのフォルムをよく見て、選択すると言う事です。


もうひとつの大きな違い、それは、股上のはきこみです。
これは「時代」ですね。キプリスパンツが開発された時代は、
1980年代。流行が変わって、1990年代、股上の浅い、体にフィットするパンツが流行り始めた時、キプリスのパンツボディでは、はきこみが出来ませんでした。ボディに履かせられないので、人に履かせる事になる・・・・
誰に履かせるか、いつも悩みの種でした。それで、やはり、ボディがパンツを履けるような人間の形に近くなくてはということで、モデリアが開発されたわけです。

私は、キプリスのパンツボディとモデリアのパンツボディを使い分けしています。
大きいサイズの時は、キプリス。体にフィットして、きちっと形を出さなければならない時は、モデリアパンツボディを使います。


今回も、前回と同じボディ 「モデリアスタイリッシュパンツ」を使って、補整、ドレーピングをします。

前回はスリムパンツでした。
ボディが無くてモデルを使う場合でも、スリムパンツはこの人でフィッティング、ワイドパンツは、
あの人でフィッティング、というのはおかしいですね。ブランドの形はひとつでしょ。
だとしたら、同じボディ、同じモデルで、スリムもワイドも綺麗に見えるパンツが良いパンツ。
そこで、モデルさんに履かせるとなると、モデルさんを探す。モデルさんを呼ぶ。来るのを待っている時間。
もったいないですね。ボディは、いつもそばに置いておけます。
作業効率を上げるためには適正なボディを揃える事が大前提だと思っています。ボディがあれば、皆の眼で
見て良し悪しを判断できますし、デザイナーさんもパターンナーさんも同じ目で見て進めていけます。


パンツのパターンで、特に股ぐりは難しくて見にく、決めづらい所だと皆さん思っていらっしゃいますね。だとしたら、
ボディを使って作業するのが一番確かですね。そうする事で、目で見て皆で納得するパターンが出来る分けです。


さて、パンツボディの後姿を比較して見ましょう。


モデリアパンツとキプリスパンツを比較すると、キプリスパンツボディの後ろ姿、お尻が二つに割れて無いんです。
キプリスの時代はお尻がひとつに見えるので良い時代だったのですね。
私は、ミッシーゾーンの商品を考える時、年齢層が50〜60〜と上がっていくと、後ろ姿も扁平で良い場合もある
かもしれない、けれども、ミッシーゾーンでお客様に満足してもらう為には、40歳代でスタイルの良い人の後ろ姿を、
どうしたら綺麗に見せられるかをイメージして仕事をすると良いと思います。後ろ側の肉付けをしっかりと意識して
作る事によって、商品の許容範囲が広まって、どんな人でも綺麗に履く事が出来るからです。

実は、パンツは、前側よりも後ろ側のほうが難しいですね。
後ろ側の寸法が足りないために前側に引っ張られてしまうのではないか
、という事を見落としていないでしょうか?
今日は、その辺を考えて補整をお見せします。どのボディをどう使うかを決めたら、補整の肝心な所は、
一人でやってはいけないという事
。会社で使うという事は、皆で使う為に、どのように準備したら良いか考えて
作る事が大切ですね。


リーダーになる人は、ボディの使い方もきちんと統一しなければならないですね。
,海Δいιにボディを使って△海Δいιに作ってこんな風に見えたら良しとしよう、という様な考え方ですね。

 

補整についてのお話。

今からボディの補整をしますが、前回の時と少し補整
が変化しているかもしれません。今日は、ワイドパンツ
ですが、今年、市場に出すパンツのシルエットを作る為
に、どういう風にボディを準備しておいた方が良いのか
を考えて補整をするので、前回・また来年と変わって行
く訳です。さて、
並んでいるボディは、全てJIS規格の9号サイズの範囲
の中にある体型です。パンツは、サイズが変わっても、
正面の姿には変化が少ないのですが、脇と後ろは、
ターゲットの人の特長を捉えて、作ってあげないと綺麗
に履けません。
「補整して、そのサイズの形と肉付けを、ぼでぃ屋さん
がやってくれたら良いのに」と言うご意見が以前もあり
ましたが、私は、自分のブランドの形を工夫して作る方
が良いと思っています。ボディ屋さんに任せず、
自分達の理想とその時の形を作るべきだと思います。

今回も、前回のスリムパンツの時と同様に、モデリア・スタイリッシュ・パンツを土台にして、補整をします。パンツボ
ディの補整で一番肝心なのは、ウエストをサンテイさせる事です。今の若い女性、ウエストは昔の人の様には括れ
ていませんよね。 それに、体が薄いです。
今回は、ボディのウエストサイズ59.5僂ら、キャリア〜ミッシーゾーンをイメージして64僂縫Ε┘好箸鯤篝気靴董
ヒップサイズは、84僂ら88僂砲靴泙后


実際の人間のヒップ寸法よりも、ヒップアップに見せる様な服が作れる様に補整するんですよ。実際に出ている
肉をカットするのでは無く、付いている肉は、付いているものとしてイメージしなければいけません。


大腿部の脇に付いている肉ですが、これは大事です。
実は、トップヒップよりもこの寸法の方が大きい場合も
あるから、それを考慮しないと脇がまっすぐに綺麗に
落ちないと言う事になり兼ねませんね。
ブランドによっては、30代でもヒップよりも大腿部の
側面に肉が必要なブランドがあります。
気をつけてくださいね。

因みに、肩パッドをボディの補整に使う理由は、汚く
なったら取り替えられるし、シーズンが終わったら、
全部取り外して、使う人達の頭の中もリセットをする事
が出来るからです。
例えば、
今シーズンだけの為に施した補整は、取り除いて良い
けれど、そのボディでずっと必要な補整は、シーチング
などで抑えて縫い止めるのも良いと思います。

さて、補整が出来上がりました。
ウエスト64僉ヒップ88僉ヒップ丈は、前ウエストから直下18僂膿緤燭縫劵奪廛薀ぅ鵑鮴瀋蠅靴泙后
黒部先生の場合、年齢に関係なく、ほぼヒップ丈は18僂農瀋蠅気譴討い襪修Δ任后生身の人でお尻が下がって
いたとしてもボディまでお尻が垂れていると、カッコいいパンツが作れないし、お客様は、自分の体型よりも素敵に
なりたいから洋服を買うんだと言う事を忘れないようにね・・・・・。(そうですそうです。消費者側はそう思います。)

先生の狙うマーケットがおぼろげに見えてきます。
次は皆さまお待ちかねのドレーピングです。

ドレーピング


ワイドパンツのドレーピングスタートです。

股下60僉くるぶし上12僂離錺ぅ疋僖鵐帖

裾巾37僉A安18僉8綢19僂濃転紊欧泙后

ワイドパンツの重要なポイントは、脇が綺麗に

まっすぐ、ストンと落ちる事。




今シーズンのワイドパンツは、パンツと言うよりも。

パンツキュロットの様なパンツです。

お尻が垂れ下がって見えない様にドレーピング

しましょうね。


「はさみでカットする時に、失敗を恐れてはダメよ。

失敗したら、メンディングテープで貼り付けても

良いじゃない。」

位の気持ちでカットしましょう。

ワイドパンツは、ボディとトワルが離れていなければ

ならないわけで、お尻にくれぐれも食い込まない様に、

浮いた感じにドレーピングします。


「ここ!大事なところよ!ここね。

スリムパンツの時には、食い込むように作ったけれど、

今回はワイドパンツなので食い込んではダメ。

浮いている様にみえるけれど、これは必要な寸法

縫い込んだ時に必要な寸法です。」

・・・・先生の人差し指辺りでしょうか・・・・・

折り山線の事。前側のタック。後ろ側のダーツ。
先生のお話とトワルと指先の動きに皆さんの視線が食い入る様に見つめています。

常に、横から確認して、前と脇と後、3方向から見て、ワイドな脚が綺麗に見えるバランスをボディとトワルで
検証していきます。


ドレーピングが完成しました。

先生を囲んでいつもの様に質問はつづきます。

先生は終了後に、

「本当は、これからまた、私達の戦いが始まるのよ・・・。」

とお口をキリッとさせて言われました。 

『 えっ?どんな? 』と私達が聞き返すと、

「ドレーピングで出来たラインを、今度は量産で縫え

て、綺麗なラインにして行く作業も大変なのよ・・・・・」



そうなんですね・・・。本当にパターンナーさんの仕事は終わりが無い大変なお仕事ですね。
先生の話を食い入る様に聞くお客様の様子に、ぼでぃ屋一同背筋が伸びる思いでした。
ボディの使い方をもっともっとユーザーの皆様に知って頂いて、休眠しているボディも使って頂けると良いなぁ。
と思いました。

ご質問やご要望があれば、お知らせください。
第11回のぼでぃ屋ワークショップを以て、今期のスケジュールが修了しました。次回は、5月以降にスタートさせる
予定でおります。皆様のご期待にお応えできるように内容を吟味して継続していく予定です。
今後ともよろしくお願い致します。

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