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spur J(シュプールジェイ)開発概要

<シュプールの未来への提案>

近藤 保氏の監修でspur J(シュプールジェイ)の開発スタート

2016年、9月、新しいヌードボディspur J(シュプールジェイ)の開発がスタートした。

体型計測は、.泪襯船鷏彗、⊆命浸1董△修靴謄好據璽好咼献腑鷦劼離椒妊ラインスキャナーを使用した3次元計測、これらの3通りの計測方法によってデータを採取した。

開発コンセプトと造型のディレクションをベルリンファッション芸術大学AMD教授の近藤保氏が監修し、ボディ原型の造型をキイヤ企画部造型課が担当した。

spur J(シュプールジェイ)は、日本国内のみならず、中国、韓国、東南アジアなどを見据え、「欧米」に対して東洋圏の市場を視野に入れたヌードボディである。

そしてまた、服作りの世界で、学ぶ人と業界の人が同じボディで学び、仕事をすることが大前提のヌードボディである。

服作りに無用の身体の凹凸を整理し、学ばなければならない身体の形状を程々に現す、そして、いつも傍に置いて仕事をしたくなる魅力的なフォルムの道具になるように、設計された。

 

トルソボディとパンツボディの開発が同時に進められた。

<キプリスからモデリア、そしてシュプールへ 開発コンセプトの変遷>


 キプリス他の工業用ボディの誕生の時代は「ボディの世界」で詳しく述べられている。

衣服の大量生産の時代を支えた、ゆとり量入りのキプリスシリーズ。

そして、モデリアシリーズでは高級既製服のパターンメーキング技術の専門家であった満 清一氏にプロデュースをお願いし、多品種小ロット生産の高感度な商品のための裁断用ボディを開発した。

今回のspur J(シュプールジェイ)では、「服の基準は、人体にある」というヨーロッパの服作りの概念に基づき、プロ仕様のヌードボディを目指している。

< 新型裁断用ボディ開発スタートまで >

新型の裁断用ボディを開発するにあたって、ボディメーカーが準備することでいくつか大切なことがある。

第一には、ファッション界で、起こっている事のリサーチ。既存製品のラインナップと今のトレンドを比較して新しいフォルムの方向性を探り、開発のタイミングを図ること。

第二には、明確な開発コンセプトの立案。既存製品との差別化をはかり、新しい裁断用ボディの特性を明確に発信できるかどうかを判断すること。

第三には、開発ディレクター。ディレクション次第で新しい裁断用ボディのサイズやフォルムは如何様にも造型が可能である。サイズは、日本人サイズとなれば、ほぼ一定の数値が決まるが、プロポーションや姿勢、肉付けは、開発者の感性やアイディアによって全く異なるボディができあがる

 

< 開発ディレクター・近藤 保氏 >

spur J(シュプールジェイ)の開発は、同時に学校と業界への提言である。

日本アパレルの閉塞感を打開するためにデザインとパターンの発想の基準を服基準から身体(皮膚)基準に変えること。

 

近藤氏の日本のファッション界への熱い思いから提案された企画書がスタート地点にある。その思いを実現していくための重要なツールとしてspur J(シュプールジェイ):日本サイズの裁断用ヌードボディを開発する。

近藤 保氏は現在、ベルリンファッション大学AMD Akademie Mode & Design ファッションデザイン学科教授としてドイツを拠点に、中国、オーストリア、ロシア、日本でドレーピングとデザインについて講義を行っている。

Adidas , HUGO BOSSなどの企業のデザイン部門、パターンメーキングでも優れた指導が好評を得ており、専門はボディを使った立体的なデザイン発想とパターン作り、加えて、ファッション解剖学、等を講義しながらヨーロッパ人、アジア人の体型研究を続けている。

 

2009年から近藤氏のディレクションでスタートしたヨーロッパサイズの裁断用ボディspur(シュプール)の開発は、ヨーロッパ市場に的を絞ったサイズとフォルムで、シリーズのすべての開発を終え、2017年現在、販売台数も目標に達し第一段階の成功を収めた

−プロフェッショナル向け 裁断用ヌードボディ− spur J(シュプールジェイ)

 近藤保氏とキイヤがトライする二つ目のプロジェクトが日本国内で使っていただける、プロフェッショナル向けの裁断用ヌードボディspur J(シュプールジェイ)である。spur J(シュプールジェイ)の開発については全面的に近藤氏にディレクションを委ねることになった。

プロフェッショナル用 裁断ヌードボディ

ヨーロッパサイズの裁断ボディspur<シュプール>は、「デザインの新しい手段としてのドレーピング」をキャッチフレーズに、ヨーロッパ各国のファッション芸術系大学でヒットした商品である。ゆとり量という、お仕着せの空間を排除して、自由にドレーピングをするための道具として開発された。

spur J(シュプールジェイ)のコンセプトもヨーロッパサイズのspur (シュプール)の遺伝子を引き継いでいる。spur J(シュプールジェイ)は加えて、人が着てきれいに見える「服」を作ることができる道具として成立させる。

このコンセプトで日本の業界に受け入れてもらえるかどうか、それが今後の私たちの取り組みの目標である。日本には、現在プロ用のヌードボディは無い。学校ではヌードボディで学習し、就職したら工業用ボディが、待っている、そんな状況をspur J(シュプールジェイ)で、打開するべく、私たちは近藤保氏にディレクションを委ねた。

近藤保氏とともに、新しい裁断用ボディを開発する最大の理由は、先生が、ヨーロッパと中国、日本を行き来し、多様な身体の形を実際に目で見て、ファッションと双方向で研究を続けている専門家であるということ。

ボディメーカーは、日本人の体型に関して研究を継続し、膨大なノウハウがあるが、世界の中で比較したときに、日本人の体型がどのように特殊であるのか知らなかった。近藤氏のリポートで初めて、日本人の骨格や、肉付きや、姿勢が世界的に見ても特殊な要素が多くあることがわかったのである。

<株式会社キイヤ 造型課>

現在、キイヤ企画部造型課で、原型製作をしている原型師は15年〜25年の経験を積んだベテラン揃いである。既製服が大量生産の時代を終えて、ブランドが細分化され、それぞれの差別化の時代に企業からの要望で多くの別注ボディを開発し、モデリアシリーズ17型の開発を完成してきた経験がある。

経験をふまえて、ボディ開発にチャレンジするお客様の服作り理論やアイディアに対して、望みがかなうように、期待を超える提案をし、満足していただきながら開発を進めていく。

 

顧客の理論やアイディアに忠実にボディを作り、求められる形を作り出して差し上げるのが仕事である。そしてそこに、ボディ開発の約束事を入れることによって、形が道具として成立するのである。

 今回、spur J(シュプールジェイ)の開発では、近藤氏から体型調査の結果をふまえて新ボディのデザインプランをもらい、その設計に沿って開発を進めていった。近藤先生からは、正面の設計図によって、正面のバランスが提案されて、側面図では、姿勢に基づく体軸と、プロポーションが大まかに指示された。先ず、ここからスタートする。おおよそ立体が出来上がると、そこから詳細な検証が近藤氏によって行われ、キイヤの原型製作と意見交換しながら開発を進めていく。

現実的に、ヌードボディを作る場合は、以前の工業用ボディに比べると、面構成が人間に近くなっている分、拾わなければならない凹凸が増える。裁断用ボディという道具としてヌードボディを成立させる場合、拾うべき凹凸と消してしまう凹凸を取捨選択するのがプロデューサーの役割で、それがボディの顔となり、開発者によって、ボディの形が千差万別ある由縁である。

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